AnimeJapan 2015『血界戦線』スペシャルステージ
イベントレポートが到着!!

 3月21日、東京・お台場の国際展示場にて開催されたAnimeJapan 2015。そのGREENステージにて、キャスト陣が登壇する「『血界戦線』スペシャルステージ」が開かれた。

 会場に詰めかけた観客を前に、まず最初にスクリーンに映し出されたのは、オープニング・テーマを担当するロックバンド、BUMP OF CHICKENからのビデオメッセージ。メンバーからは、本作の主題歌を担当することの喜びと、作品への期待が語られた。続けて主題歌「Hello,world!」のTVサイズをまるまる使用した最新PVが上映されると、客席は疾走感あふれるサウンドとハイクオリティな映像に釘付けとなった。

 PV上映が終わると、いよいよ豪華キャストによるトークショー。まずステージに登場したのは、今回司会を務めるレオナルド・ウォッチ役の阪口大助。そして阪口の呼び込みとともに、秘密結社「ライブラ」のリーダーであるクラウス・V・ラインヘルツ役の小山力也、同じくメンバーであるザップ・レンフロ役の中井和哉、チェイン・皇役の小林ゆう、音速猿のソニック役を務める内田雄馬、そしてアニメオリジナルキャラクターのホワイト役を演じる釘宮理恵の5人が登壇した。

 ステージスタートとともに、まず原作者・内藤先生からのメッセージが紹介された。
「ようこそ!!AnimeJapan血界戦線ステージへ!!羨ましいです。豪華出演陣が揃いも揃った豪華なイベント。でも尺を聞いてビックリ。絶対足りませんね。絶対にアッという間に終わってしまうので皆さん集中して楽しんで下さい…!!
 P.S きっと阪口さんが死ぬ程働かされると思うのでツッコミフィーをギャラに上乗せしてあげて下さい。」

 阪口の役割を的確に把握した内藤先生からのコメントに会場は笑い声に包まれたが、その予想通り、イベントは脱線しまくりの展開に。

 まずは、小山が「今日は喋りません」と宣言すると、『血界戦線』の“ファイナルウェポン”こと小林が、小山のことを「親分」と呼び、ステージ上を駆け回る。そんな大暴れする2人にツッコミながらも、司会の阪口は本作の魅力を「独特の世界観」「ヘルサレムズ・ロットという舞台」「最強のスタッフ」「魅力的なキャラクター」の4つのコーナーにわけて、それぞれにトークが展開した。

 トーク中には、アフレコ時の意外なエピソードも。ほぼ毎回、アフレコ現場に足を運んでいるという内藤先生は、キャスト陣に差し入れをプレゼント。なかでも釘宮が一番美味しかったと挙げたのが「焼きサバの棒寿司」。ほかにも、スティーブン・A・スターフェイズ役の宮本充と小山がサンドイッチの争奪戦を繰り広げるなど、差し入れはキャスト陣にも印象深いものになっている様子。

 また、スタッフ紹介のコーナーでは、松本理恵監督の人となりが話題に。以前、別の作品で松本監督と仕事をしたことがある釘宮は「作品に対する愛情がすごく深い」。また、小山は「松本監督は、アフレコ前にあいさつをされるんですけど、それを聞くと現場の空気がなごむんです」と、その印象を語った。

 さらにキャラクター紹介のコーナーでは、小山が本作の見どころのひとつでもある、必殺技のシャウトを披露。……と思いきや、別作品のロボットの名前を叫ぶなど、ボケまくる展開に、会場は大爆笑。最後はしっかり「ブレングリード流血闘術 111式 クロイツヴェルニクトランツェ!」と決めた。

そしてステージは、放映情報のインフォメーションや小山・阪口・内田の3人がパーソナリティを務めるウェブラジオの紹介を挟んで、最後は各キャストからのメッセージで締めとなった。

「みんなで一致団結して鋭意制作中です。これから最終話に向けて頑張ります!」(釘宮)

 「絵がキレイなのはもちろんなんですが、音楽の美しさやストーリーの面白さなども含め、深いものがたくさん詰まった作品です」(内田)

 「松本監督を初め、スタッフ・キャストの皆様の熱意が感じられる作品になっています。私も大好きな作品です!」(小林)

 「今日のステージはこんな感じですが、みなさん基本的に大人なので、仕事はしっかりやっています(笑)。その成果がしっかり反映した、すごい作品になっていますので、初回からぜひお見逃しのないよう、お願いします」(中井)

 「本編はちゃんとお仕事してますので、どうか信じて、観てください!」(小山)

 「素晴らしいスタッフと、とても豪華なたくさんの先輩たちに囲まれて、本当に幸せな気持ちで毎回の収録に挑んでいます。これだけのメンバーが揃って、面白くないわけがない。そう思っていますので、4月4日からの放映開始をぜひ楽しみに待っていてください」(阪口)