08 マクロの決死圏 前編
脚本:加茂靖子/絵コンテ:中村里美/演出:向井雅浩/総作画監督:川元利浩/作画監督:稲留和美、森島範子/作画監督補佐:長谷部敦志、ヤマダシンヤ/エフェクト作画監督:橋本敬史

超虚弱体質の友人・リールと街を歩いていたところを、チンピラのヌズルバに絡まれてしまったレオ。金を巻き上げられるだけでなく、ボコボコにされたレオの頭をめがけて、今度は謎の未確認物体が突っ込んでくる。そこに乗っていたのは、機装医師リ・ガド。彼はレオに、意志を持って活動する危険な病原菌・ゲムネモの確保を手伝ってほしいと話すのだが......。一方その頃、カツアゲの現場から逃げ出したリールは、自分の身体がもっと大きければ、こんな目に遭わずにすんだのに、と後悔していた。そんな彼に、怪しげな影が忍び寄る。「結局、世の中は力だ」と語り、力が欲しくないかと誘う甘い言葉。その言葉にリールはつい乗せられてしまう。