09 マクロの決死圏 後編
脚本:加茂靖子/絵コンテ:中山奈緒美/演出:中山奈緒美/総作画監督:斎藤恒徳/作画監督:富田恵美、ヤマダシンヤ、加藤美穂/作画監督協力:楡木哲郎、三谷高史/エフェクト作画監督:橋本敬史

これまで溜め込んだ負の感情が、ゲムネモの術式により膨張し、まさに天を衝く巨人のような姿になって、ヘルサレムズ・ロットの街並を見下ろすリール。その前では、世界最大の「個人」として知られるギガ・ギガフトマシフ伯爵さえも裸足で逃げ出す始末だった。しかも彼は攻撃を受ければ受けるほど、身体が巨大化。戦闘機のロケット弾はもとより、ライブラのメンバーによる全力の攻撃さえも飲み込んで、巨大化していく……。残された頼みの綱は、リ・ガドによって作られた最終兵器を背負った音速猿・ソニックと、神々の義眼で彼を操るレオのみ。リールの体内に侵入したソニックは、レオの指揮のもと、すべての元凶であるゲムネモの姿を探すが……。